News ニュース

テクノロジースタートアップのData Driven Innovationを推進し、世界に広がる次世代産業を生み出す – epiST Ventures 2号ファンド設立のお知らせ

東京理科大学インベストメント・マネジメント、K4Ventures(関西電力グループCVC)、CARTA HOLDINGS等からの出資をもって2号ファンドの運用を開始

epiST Ventures株式会社(読み:エピストベンチャーズ、本社:東京都新宿区、代表取締役:上村 崇、崎須賀 渉、以下「epiST Ventures」)は、2025年2月に2号ファンドとなるData Driven Innovation投資事業有限責任組合(以下「Data Driven Innovationファンド」)を組成し、運用を開始しました。

epiST Venturesは、「世界に広がる次世代産業をテックスタートアップから生み出す」というビジョンのもと、「大きな市場に技術で挑むテックスタートアップの成長を支援する」というミッションを推進しています。

2019年に組成したepiST Ventures 1号投資事業有限責任組合(以下「1号ファンド」)から全国の大学発スタートアップを含めた優秀なテックスタートアップの発掘、投資、支援を実施してきました。

▼1号ファンドの主な投資先
(株式会社ゼロボードにM&A)

1号ファンドの投資先の多くは、すでにグローバル展開を進め、海外市場での売上を計上しています。独自の技術的な強みを有するテックスタートアップだからこそ、本気でグローバル市場に勝負を挑み、「外貨を稼げる次世代産業」を生み出すことができると確信しています。

epiST Venturesは、全国50以上の大学と200社以上の事業会社とのネットワークを活かして、グローバル市場での成長ポテンシャルを有するテックスタートアップの発掘、投資、支援を実施しています。

▼Data Driven Innovationファンド設立の背景

1号ファンドの活動を通して、テックスタートアップが自らの技術的な強みを強化して可視化し、事業を成長させる上で、AIおよびデータサイエンスを活用することが不可欠であると考えています。

AIおよびデータサイエンスにおける15年以上の事業経営経験とネットワークに基づいたデータ戦略策定、データ分析チームの強化、R&Dのための産学連携、データ基盤の整備などといった投資先の「Data Driven Innovation」の支援がepiST Venturesの最大の特徴であるため、新ファンドの名称をData Driven Innovationファンドとしました。

▼今後のファンドレイズについて

今回は、ファーストクローズとなりますが、協議を進めている他の事業会社、金融機関、ファミリーオフィスなどからの出資により、1号ファンドの数倍のファンド規模を目指します。

▼投資方針

主に、以下のテーマにおける国内のテックスタートアップを投資対象としています。
AI/Data Science, GreenTech, Industry4.0(Robotics), DX, HealthTech, MedTech, Privacy/Security

投資ステージは、preシードからシリーズAまでをカバーします(シードがメインです)。

チケットサイズは、初回投資~5,000万円を基本とし、フォローオン投資も実施します。

▼資金調達や事業に関するご相談、投資活動での連携に関するご連絡窓口

https://epist.ventures/contact

▼Data Driven Innovationファンド出資者からのコメント

東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社
代表取締役社長
片寄 裕市 様

インキュベーション事業部長 
田嶋 周平 様

東京理科大学グループが運営しているインキュベーション施設は、学内外を問わずepiST Venturesと連携して技術シーズの社会実装を推進しています。これまでテクノロジー・スタートアップコンテストでの審査員や大学スタートアップの投資で協業実績を積み重ねてきました。この度のファンド出資を通じて、投資パフォーマンスだけでなく、大学発スタートアップ、ディープテックの成長が加速することを期待しています。


合同会社K4 Ventures
代表 職務執行者
浜田 誠一郎 様

K4 Ventures・関西電力は新たな価値創造につながるDeepTechに注目しています。今回、epiST Venturesが掲げる「Data Driven Innovation」推進を通じて「大きな市場に技術で挑むテックスタートアップの成長を支援する」という考え方に大いに共感し、出資することとしました。上村代表の起業家としての原体験やAI/データサイエンスの知見が、スタートアップの新たな価値創造の力強い後押しとなることを心より期待しています。


株式会社CARTA HOLDINGS
事業投資戦略室 室長
長谷 竜也 様

CARTA HOLDINGSは、多様な事業を展開しており、それらを支えるエンジニアリングチームが数多く存在します。2023年4月には、生成AIの社会実装を推進する社内組織「CARTA Generative AI Lab」を設立し、自然言語処理技術を活用したサービスやプロダクトの進化を目指してきました。

今回、全国50以上のアカデミアおよび事業会社ネットワークを活かした「epiST Ventures 2号ファンド」へ参画することで、投資先企業との協業や社内での新規事業開発の幅をさらに広げていきたいと考えています。また、「日本を再び科学技術立国に」というepiST Venturesのビジョンにもあるとおり、最先端技術が社会にもたらすインパクトを共に創出できればと思います。

▼マネージングパートナー紹介

epiST Ventures株式会社
代表取締役CEO / マネージングパートナー
上村 崇

2005年、AI・データサイエンスをコアとする株式会社ALBERTを創業、代表取締役社長に就任。
ALBERTの株式上場およびその後の大手企業との資本業務提携や組織拡大を実現。
2019年にepiST Venturesを共同創業し、代表取締役CEO/マネージングパートナーに就任。
早稲田大学卒業。


epiST Ventures株式会社
代表取締役COO / マネージングパートナー
崎須賀 渉

リクルートCVCなど、ベンチャーキャピタリストとして通算10年以上の投資実績。
グリーなどのITベンチャーで新規事業および海外事業の責任者を歴任。
2019年にepiST Venturesを共同創業し、代表取締役COO/マネージングパートナーに就任。
上智大学卒業。

▼会社概要

社 名  : epiST Ventures株式会社
“epiST”(エピスト)は、ギリシャ語で「知」や「科学」を表すepistēmēに由来します。また、”epi”には「側にある」という意味があり、ScienceとTechnologyに寄り添い貢献する存在でありたいという想いも込めてepi + Science & TechnologyからepiSTと名付けました。
本 社  :東京都新宿区市谷田町3-8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル2階
創 業  :2019年6月
役員構成 :上村 崇(代表取締役CEO)
      崎須賀 渉(代表取締役COO)
Website : https://epist.ventures
お問い合わせ先: https://epist.ventures/contact